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オフィス家具・什器
移転・レイアウト変更

6フロア分の移転残置物を3種の処分方法で片づけ支援。処分費用を低減するその方法とは!?

オフィスの移転や大きなフロアレイアウト変更時には、不要となる机や椅子、備品や各種什器類が必ず出てきます。これらを3種の処分方法を組み合わせることにより、処分費用を抑制することが可能です。

その一例として事業所の本社統合に伴う移転により、合計6フロア分の処分費用を低減した解決事例をご紹介いたします。

業種: 鉄鋼業
業種
詳細:
高級金属製品・磁性材料・高級機能部品・電線材料の製造販売
従業員
数:
5,000名以上
拠点数: 20拠点以上
ご相談
内容:
事業編成により拠点の入れ替えが発生し、残置物を処分したかった

  • ・事業所と本社の残置物を処分したかった
  • ・1社で手早く処分を終わらせたかった
  • ・処分費用を低減したかった

  • 現地で対象物の確認と処分方法を即日確定
  • リサイクルセンターの活用
  • 3種の処分方法で費用低減

  • 不要品分別・評価
  • 不要品リユースリサイクル買取
  • 鉄・非鉄金属スクラップ買取
  • 産廃物収集運搬・廃棄


1. ご状況と支援内容

お客様のご状況

本社付近の事業所が本社に統合移転することとなり、事業所側と本社側が3フロアづつ退去する必要がありました。

統合でオフィス家具・什器類も新調することから、大量に出るオフィス不要品を処分する予定でした。

フロアを綺麗にするため、間仕切りやパーテーションを解体しなければならず、大量に出るオフィス什器類の売却品と廃棄品の仕分け業務や撤去作業を複数業者の管理に対して不安がありました。

解決のご提案

買取業者と廃棄業者の二つの業者へ依頼するところを、両方対応のできる当社に1本化。

現地調査からオフィスリユース什器再販市場で需要がある対象物を買取し、多少壊れている物であっても、修理可能な物は買取ることに。

リユース市場で需要のない物であっても、鉄含有物は資源として循環できることから、リサイクル(マテリアル)買取に。それ以外の物を廃棄処分として中間処理場で解体後に最終処分場で処分。

手早く安全に処分するために、事前調査で全てを確認し、撤去時の段取りをつけました。

2. 現地調査の結果

引越し前に現地調査し、対象物を確認し搬出作業方法を確定

売却品と廃棄品に分別して撤去して、買取から廃棄を煩雑になりやすい複数業者での管理ではなく、1社で手早く処理をしたいとの趣旨のご説明をいただき、現地で様々な事を確認。

1. 対象物の確認
メーカー名、状態、数、サイズ、重量などを確認いたします。

2. 搬出経路の確認
組み立て式の大型キャビネットや机などは、入口から搬出できないため、その場で解体も必要になります。

3. 養生箇所の確認
撤去時にどこも傷つけないように、どこに養生テープが必要なのか確認いたします。

4. 作業時間帯の確認
ご担当者から希望作業時間帯を確認し、ビル管理会社へ作業時間帯にエレベーターの使用や何基使用かどうかや、積荷する駐車場所などを確認します。

5. 作業方法と作業人数の確認
1~4の上記の事を踏まえて作業方法を確定させ、作業人数を確定させます。

本件では、引越し前に現地調査から、机、椅子を中心にキャビネット、ロッカー、ローパーティションなど処分品は1,100アイテム、什器の解体も含めた作業で計7日間の作業工程となりました。

3. 対象物の仕分け

片づけ費用を低減する非常に重要な3種の仕分け

当日の撤去作業では、下記に仕分け・分別する事になります。

1. リユース買取品
机・椅子・電話機・応接セットなど。オフィス什器再販市場でニーズのあるモノの他、キャスターがない椅子、鍵の無いロッカーなど部材が手に入れられるモノもリユース買取品に含まれます。

2. リサイクル買取品
キャビネットやロッカー。鉄製品はリサイクルに適しており、マテリアルとして買取。その他LANケーブルなども中は銅線が含まれている為、数が多い場合には資源買取品となります。

3. 廃棄処分品
木製家具やローパーティション。応接セット以外の木製オフィス家具は需要が少なく、ローパーティションもオフィスによりレイアウトが変わるためリユース市場での需要が低い品となります。また机や椅子などの劣化状態や再販需要がない時には廃棄処分対象となります。

本件では、主に下記の様になりました。

■ 机/椅子/電話機
リユース買取。約200アイテム。机と椅子はオフィスリユース市場で需要の高いオカムラ製と云う事もあり、リユース買取。

また、背もたれが故障している椅子や鍵無しキャビネットはリペアと鍵を購入出来るため、こちらもリユース買取に。

■ キャビネット/ロッカー/LANケーブル/PBX
リサイクル買取。約300アイテム。リユース市場で需要はないが、鉄が含まれている場合にはマテリアルとして再利用が出来ますので、リサイクル買取になります。またPBXなどは基盤のチップや金が含まれているため、こちらもリサイクル買取となりました。

■ 木製家具/ローパーティション/備品類
廃棄処分。合計600アイテム。その他備品含めて合計1,800kg。

4. お悩み解決支援の結果

3種の処分仕分けとそれぞれの処分方法により、処分費用を低減させ、更に買取業者と廃棄業者の2社に依頼する必要がなくなりました。処分スキームを1社にすることにより、手早く処分が可能となりました。

また、作業中には使わなくなって溜まっていた携帯電話(ガラケー)やPCやCD-RやUSBメモリーなど外部記憶媒体の処分も依頼され、データ消去処理を施し安全に処分。

5. 当社[活業]ご支援ポイント

〜移転残置物の処分時には〜

・1社で手早く処分をさせるための現地調査
・残置物処分コストを低減する3種の仕分け
・廃棄物の安全な処分

6. 使用した専用機材や車両、設備類

1. 解体工具・・・什器を解体する各種工具
2. 各種トラック・・・不要品全てを積荷
3. リサイクルセンター・・・破砕/切断/圧縮/選別

リサイクルセンターとは

オフィス什器や産業廃棄物を解体処理する中間処理施設。

主な解体機器は下記。

破砕機・・・手作業で分別・不純物を取り除いたモノは専用の破砕機機で細かく砕きます。
切断機・・・金属以外の不用品を専用の切断機に投入し、内部の大型カッターで切断します。
圧縮機・・・金属類の資源物は専用のプレス機により圧縮され、再資源化先に運搬します。

設備用途

・不用品の計量
・不用品の解体
・不用品のマテリアル化

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